夏祭りの季節になってきました。各地で地区内のお祭りや花火大会等、準備を始められていることと思いますが、私たちの住んでいる今庄でも「荒目地蔵祭り」が開催されました。山沿いの荒目地蔵と花藤地蔵の同時開催です。
お祭りのはじまりはこども神輿から。地区内のこどもは近年かなり少なくなってしまったそうで、神輿も大人が支えないと…との声も聞きましたがそんな懸念もなんのその、自分たちの力だけで元気よく担いでいくこどもたち。頼もしい限りです。
神輿が町を行く間に、会場では大人たちがお店の準備に大忙しです。焼きそば、たこ焼き、かき氷等の定番出店から、飲食スペースやカラオケ大会、こどもたちで進行するビンゴ大会、今庄ならではの茶飯販売まで、すべて住民の方の力で運営されます。大変なことです。
私もまんじゅう焼き等ちゃっかり味見させていただきつつ、お肉屋さん指導の下、焼き鳥のタレ漬けとパックをお手伝いしました。日も暮れて宴たけなわの頃には、各店売り切れ続出。荒目の夜は更けていきます…
私も下町生まれですので、わたあめが楽しみだったこと、ひよこを買ってしまって大変だったこと、大判焼きを頬張りながら母と手を繋いで帰ったこと…おまつりの想い出はいつまでも鮮やかです。
最近では出店がなくなったり、神輿の担ぎ手も減ったりと、各地でおまつりの継承が難しくなってきていますが、これから町で育っていくこどもたちにも、いつまでも胸に残り続けるような故郷の想い出を手渡してあげたいですね。
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